|
可児の久々利城跡を上ったさい眺めた浅間山は、山頂の神社まで車道が上がっているゆえ山歩きの対象になりえないなあと思っていた。事実20年前に訪れた時は多治見の高杜山への帰りに車で上がり神社奥の展望台で多治見の街や愛岐県境の山々を見渡した。HPで小名田不動尊から登る道があるのを知りそれではとばかり訪れることにした。(※左記参照) JR多治見北口からバス小名田線に乗り15分で小名田不動尊に着く。バス停より不動瀧への車道を上がってゆくとシャレた店が二軒建っていた。飲食店らしい。店にむかうのはほとんどがそこそこ年配の御婦人らがたである。あたりは多治見シデコブシの森と称し、県の名水に指定された不動明王の瀧が沢沿いの道奥に流れています。目の患いに霊験があるらしいです。冬場のためかその水量は思ったほどのことでもなくそして瀧上に立つ石像は地元の有志が持上げたとのこと。 山への道は東屋の手前に見つけますが導べもないので知らなければわからないでしょう。立木に古い赤切れが巻いてありました。右に沢を覗きつつ落葉を踏みしめながら緩やかな道を上がります。幾分頭が明るくなった中腹あたりで古い左寄りの道へ踏み入れそうですが、細木をつかみつつそのまま北へ登ります。ほどなく稜線へ。
|