終秋、鷺 山再訪 - 戦国の梟雄・斎藤道三の終焉の地に木枯らし吹く -

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絢爛たる紅葉

1鷺 山
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”白帝城”とは、李白の詩「早發白帝城」より荻生徂徠が命名と云う

2犬山城

< 交通アクセス >
電車<往復>名鉄岩倉駅 ←→ 新岐阜駅   670円
バス<往復>名鉄岐阜駅前 ←→ 鷺山白鷺町 220円

<コ−スタイム >
shoseバス停 鷺山白鷺町→(15分)鷺山公園・鷺山小学校裏門→(10分)鷺山(67.7m)
犬山駅→(30分)犬山城→(30分)犬山駅

walk2014年12月の訪れ
今年は秋が短く覚えた。北の地方では冬型の寒気が居座るとか。秋の終わり、岐阜市街地、長良川北の小丘の鷺山城址を歴訪、散策する。
 鎌倉、室町時代から城があったが斎藤利政(※剃髪入道して道三と号)の終焉の地として道三の敗死とともに廃城となったという。先年、本巣の山の帰りにこの城跡をよったおり、山上の雑木林が濃く色づいていたのに思いがけず驚いた。また南肩からは長良川をまえに金華山を、道三が居城とした岐阜城と対峙している。三方から上がれて今は全体が公園となり、東からの公園口は桜も数本植えられている。
 岐阜バス・左回りループ線に乗り鷺山白鷺町で下車。道三道りから鷺山は目の前。北の鷺山小学校裏門の前が登り口となっています。木階段が設けられ落葉を踏みしめながら標高67mの丘上に登る。三角点がある頂きは低い雑木に囲まれ、もちろん城郭跡など何も残っていません。北肩からは木々越しに城ヶ峰や眉山が、百々ヶ峰はよく見えました。あたりは紅や黄色の幔幕が張られたように、とにかく色鮮やかななかな静かなたたずまいを見せてくれます。

- 鷺山、犬山城   2020年1月 音楽挿入-
 もしトタン張りの小家屋が庵のような平屋であったら申し分ないのですが・・。隣の小学校からお昼を知らすチャイムが聞こえてきます。珈琲を飲みつつ金華山が見える四阿で今年ラストの紅葉を満喫しています。
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 帰りは犬山に途中下車し、城下町通りから犬山城へ。織田信長の叔父、信康が築城した犬山城に上り天守最上階から濃尾平野を一望、城主の居室、重臣らが密議した広間の床が黒光りしていた。古城の前庭の木々もすっかり色あせ、木枯らしが吹く季節が近づいてきました。

- 12月3日 /2019年
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