船来山帰りの続きです。御望山南麓のバス停御望野(ごもの)は始発も有ることからわりあい便が多い。御望山への登山口も近くにある。 市内中心部に入り則武小学校前で下車。ショッピングセンター正木マーサ沿いに進み鷺山町にはいる。 鷺(さぎ)山は美濃の守護職・斎藤道三の終の隠居所があった小高い山で、長良川を挟み道三の嫡子義竜に譲った稲葉山城と対峙している。(道三の敗死後、廃城。隠居所は山の東南麓にあったと山上の案内板記述)山頂へは三方から上がれます。北の白山神社、西の太白山心洞寺、そして南からの民家土手上の空地からです。 南のバス通りから高台へ上り金華山が見える草地に出た。「山頂へ」の案内板から、木の階段を上がれば展望舎に着く。黄色に染まった木々の隙間から金華山がながめ、岐阜城もしっかりと見えます。山頂城跡を記す石柱の前に三角点柱が埋められ、桜の木も植えられています。ただいま紅葉の盛りで小さな晩秋風景を楽しめました。 さきに上ってみられた高齢のご夫婦からバス停をたずねられ南のバス停を教えるが、岐阜市内にお住みとのこと、さもありなんか。わざわざバスで来るほどの名勝地でもあるまいか。
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