神石山 - 初冬、県境の湖西連峰支尾根を富士を見つつ登る -

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浜名湖を眼下に、遠く富士の峰が

1嵩山(たかやま)
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北は多米峠へとつづく -座禅山手前より

2神石山

< 交通アクセス >
電車<往>名鉄岩倉駅→ 豊橋乗換→ JR新所原駅
<複>名鉄豊橋駅→ 岩倉駅
1600円
1350円
バス<複>葦毛湿原→ 豊橋駅410円

<コ−スタイム > 歩行時間:3時間40分
shoseJR新所原駅→(25分)梅田登山口→(20分)嵩山(170m)
→(30分)仏岩→(40分)神石山(325.0m)→(20分)船形山城址→(25分)座談山→(15分)二川中継所→(35分)葦毛湿原→(10分)バス停

walk2016年6月 葦毛湿原から東山(松明峠)そしてJR二川駅へ
 初冬、湖西連峰南部の神石山へ静岡県側から登ります。
 豊橋でJRに乗換え二つ目の新所原で下車。ここは天竜浜名湖鉄道の西の終点でもあります。相変わらずの遅出で駅出発が10時すぎ、空はなんとかお昼まで青空がもちそうか。
国道をわたり幼稚園を左に湖西浄水場奥が梅田登山口、よく踏まれた道が上がっています。仏岩、嵩山(たかやま)展望台との分技で東の嵩山へよってみる。仲々な展望です。浜名湖を眼下に三角錐の富士山がしっかり見えますし、初日の出には絶好な場所になるやかも。
 神石山へは単調な道のりの硬い道です。ごつごつした仏岩からも富士は望め、以降春ともなればササユリなどの花が、また県境の巡視路でもあるので豊橋側も静岡側も展望を楽しみながら登ります。スズキの湖西工場がとても広い。浜松の町からお昼を知らす音楽が聞こえてきます。ロープも垂れる小さな急坂を上がり、モミジや秋にも咲くヒマラヤザクラで知られる普門寺への下山道をすぎれば一等三角点の神石山だ。
 広い平地はかっては航空灯台があったのもうなずかれる眺望の良さで平日にもかかわらず憩う登山者でにぎやかです。お尻を上げるころ天気予報どうり空が曇ってきました。

湖西連峰南部の豊橋自然歩道を歩く
 帰りは普門寺へよるのを止め葦毛湿原へ下ります。
 望寺岩、普門寺峠、船形山あたりは旧普門寺境内とありまた船形山城址は「三河と遠江の国境にある、境目の城で、監視の役目を担ったため攻められ、その際に普門寺も全山消失」ともなったと云う。次の座談山手前の鉄塔で麓から上ってみえた地元のかたらの話しぶりでは、ここでも富士が拝めるらしいです。
 カタクリの群生地がある二川中継所をすぎ東山から二川へ下る稜線道をながめ木階段の急坂を右折し降りれば湿原は近い。どんよりした雲のした茶色に変じた湿原には秋の残りでもあるシラタマホシクサだけが入山者を慰めてくれていた。おしまい。


- 12月11日 /2019年
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