'18 初夏のみたけの森 - 初夏のササユリとの出逢いと湿原を歩く -

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日本特産で日本を代表するユリ

1ササユリ(笹百合)
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天空が開けた森のなかの小さな窪地

2高層湿原

< 交通アクセス >
car自宅からみたけの森 37km、1時間10分。


<コ−スタイム >
walkひとまわりゆっくり 3時間

<補 記>
1.園内駐車場の閉園は、午後5時です。また管理室隣の展示室には園内マップがあります。(無料)
2.駐車場案内板に記載ある岩ノ沢湿原は通行不可。
 梅雨にはいったはな初夏を招くササユリに逢いに、みたけの森へ走る。中山道・御嵩宿より南へ小高い丘陵地に広がる森駐車場は、平日とはいえこの良天気にほぼ満杯の賑わいでした。
 さっそくササユリ自生地へとむかう。秋葉溜池をまわった山際からぼつぼつと白く淡い花が緑の原に見えかくれしています。
 ユリ科のササユリは日本特産で日本を代表するユリといわれています。今年は夏の訪れが早かったのか、例年より十日ほど早く咲きて、すでに花がしおれているものが多く見られ、訪れていた見物客らもいささか恨めしそう顔です。夏の草花のタムラソウやオカトラオもわずかですがひっそりと咲いていた。池をまわって秋葉神社参道へと上がる。石鳥居をくぐった先の木々に囲まれた高台に、高さ50センチ、瓦屋根をのせた木の祠が鎮座するのみだった。
 駐車場へもどり昼食とし、また森へ一汗かいて夕日の塔へ登り夏空の御嶽山を望み、ついで高原湿原をおとずれる。いつ来ても表情に乏しい湿地です。盛夏にはモウセンゴケが見れるとのふれこみですがね。舗装された東海自然歩道に上がり東屋で休憩する。
 そして今回はもうひとつの目的である岩の沢の湿原を見にいく。車道のガードレールの切れ目から「ハイキングコース」の表示板から下ると小さな東屋があり、湿原入口には「木道が破損のため通行禁止」の看板とチェーンが張られています。ダメもとで入ってみると、確かに木道が破れうるさい木々が体を打ちます。我慢して進むと道は二手に分かれ、秋葉神社への道は良い遊歩道となっていた。

- みたけの森周遊 -  HD
 湿原のほうの道はいよいよ破れた木道やうっそうと枝が茂り、下手すると沢の水辺に落ちなんともかぎらない。短い距離でしたので慎重に進むと先程の秋葉神社への道と合流し安堵する。もう整備はなされない模様です。
 再度秋葉神社へ上がり、しょうぶ園へ下る。アジサイとショウブが咲き誇っている。そばの東屋で妙齢の御婦人らが話に興じている。こちらは駐車場へとのんびり歩き、日陰で持参してきた文庫本を数十ページ読む。
 閉園30分前にみたけの森を出て、中山道の関の太郎・首塚をカメラにおさめて帰宅ドライブとする。
 ※関の太郎については、「山のコラム2018年」参照。
2016年 3月はこちらです。

- 6月13日/2018年
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