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中山道四十九番目の宿場、御嶽宿(みたけじゅく)は、今、可児郡御嵩町となっています。可児川を挟みその南に小高い丘陵地が広がり公園と生活環境保全林・みたけの森 があります。町を見晴らす展望塔と高原湿原を目当てに十年前の冬に訪れた際はともにパッとしない印象を受けた。 春霞みとなる前にその展望を望まんがため出かけた。名鉄広見線御嵩駅から森くちまで手ごろな足慣らしです。(注:南山公園経由でも森へ通じています。)今回は時計回りに周遊します。二つの溜池の山側は春はヤマザクラ、夏はササユリの群生地で遊山者を楽しまさせてくれるという。湖畔の径からメタセコイアの森へ上り朝日の塔への径を登る。 塔から園内の溜池を見下ろし、そして東西の見晴らしが得られる。白山連峰が真白に輝いていた。志野の径から東海自然歩道(鬼岩支線)まで上り舗装道を進む。途中、岩の沢湿原に寄るため小道を下るがすぐ進入禁止の札が下がった鎖に出合わす。木道がすっかり下草や低木に覆われていた。 引っ返し自然歩道から丸山林道とわかれ、もう一つの高原湿原へむかおう。先に訪れた時は湿原の木道の工事中でしたが、すっかりきれいに造成整備されていた。ここは食虫植物のモウセンゴケの自生地でもあるそうです。愛知では豊橋の葦毛湿原がよく知られています。 おしまいにお目当ての夕日の塔へむかう。塔の階段を上がると、まさに評判どおり真ん前に御嶽山の白い峰が光っていた。眼前の御嶽宿は言うに及ばす、加賀白山から恵那山までぐるりと見渡せれた。 春分をむかえた大満足の一日でした。
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