後方に新しく展望デッキが設けられ、御嶽も遠望できます 明智城址 | あざやかだったのは、今年は本堂まえのイロハモミジだけでした 寂光院 |
< 交通アクセス > (往)名鉄岩倉駅 → 明智駅 740円 (帰)名鉄明智駅 → 善師野駅 400円 (帰)犬山遊園駅 → 岩倉駅 400円
<コ−スタイム > 歩行時間:4時間15分
明智駅→(25分)長山城大手門→(15分)本丸跡→(20分)搦め手口→(20分)明智駅 善師野駅→(40分)大洞池→(55分)継鹿尾山(273m)→(15分)寂光院本堂→(65分)犬山遊園駅
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明智光秀生誕の城と喧伝されている城は二ヶ所あります。 恵那・明知鉄道明智駅東山麓にある明智城と、可児市瀬田にあるここ長山城がそれで、地理的・物語的には瀬田長山城に軍配があがるらしいです。『本丸跡や曲輪・土塁などの遺構は比較的綺麗に残っている』ので城愛好者に限らず訪れるむきが多いとのこと。 名鉄御嵩線明智駅から緑の丘に立つ城址の大手門まで1.5キロの距離です。途中の広見東公民館には明智氏関係の本などが陳列されていました。かっては明智一族の菩提寺であった東栄寺まえから石畳の桔梗坂(明智の家紋・水色桔梗が由来)を上がります。傍らにイロハモミジの若木が数本植えられていました。 上がった南は団地が広がりいささか興が削がれますが、それでも二の丸曲輪、馬場跡から本丸へと明るい雑木のなかを歩けば山城雰囲気が味わえます。西出丸へ進めば鳩吹山や明王山が、遠くに養老の山々が望めます。本丸跡の城址碑の後ろに先年('05年)訪れたときに無かった展望デッキが設けられ、西から北へ美濃の平野と山々が一望できます。僥倖にも薄く冠雪した霊峰も肩まで披露してくれました。 見張り台と搦め手への下りは谷の一部崩落があり通行禁止のバリケードが置かれていましたが、慎重に道を選べば通れます。ただし遊歩道はかなり崩れています。西大手口に降りひとまわりし、昼すぎに明智駅へと戻る。
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