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晩秋の祝日、継鹿尾山東山麓の善師野を逍遥するべく名鉄善師野駅に降りたのが昼も過ぎたころ、木曽街道を御嵩方面へ歩きます。 「四季の丘」信号手前に東海自然歩道道標が立ち、『今井』へ山すそにはいり、平谷池に出ますが今年は池の水が抜かれ、おととし見た小さな湿田が低い雑木におおわれ見る影もなかった。気を取り直し先の道標へ戻り熊野神社へ向かいます。 歩行者用踏切をわたり名鉄線にそうように進み寺洞地区奥へと。燃えるような紅葉が目に飛び込んできました。熊野神社本殿へ上がる階段下のカエデが今年もあざやかに色付いていました。紅色の天幕を一人占めし昼食とします。寂光院からの帰りとみえるハイクの集団も多々みたが、ひとりも階段を上がらずただ通り過ぎるばかりでした。あゝもったいない! おなかと目をまんぞくさせ、次は大洞池へ坂を上がります。 池まわりの木々も暖かな日を受け黄金色に輝いていた。一年でいちばん色が冴える時季でしょうか。コンロを持ってこなかったので珈琲がつくれず、日が陰ってきたのを潮に池をまわって木曽街道へ戻ります。
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