'24 神石山から赤岩尾根へ - 早春、豊橋自然歩道を静岡県側から豊橋へ、富士の峯を三度も -

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- 神石山 -

1大岩より
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- まだ新しい。(※ 加筆しました)-

2丁寧な案内
< 交通アクセス >
電車(往)名鉄岩倉 → 豊橋 → JR新所原/天竜浜名湖線 → (計 1時間40分)知波田
(帰)名鉄豊橋 → (1時間10分)岩倉
1870円

1350円
電車(帰)路面電車:赤岩口PM17:36 → (25分)豊橋駅
180円
<コ−スタイム > 歩行時間:6時間
shose知波田駅→(45分)入山口→(45分)大岩(180m)→(45分)嵩山登山道→(15分)神石山山頂(325.0m)→(10分)西テラス→(15分)雨やどり岩→(10分)中尾根分岐→(30分)多米峠→(30分)赤岩尾根分岐→(1時間35分)赤岩自然歩道入山→(20分)路電「赤岩口」

yubi2023年3月 富士見岩から石巻山へ
yubi2013年3月 赤岩自然歩道から本坂峠へ
 早春のおり思い浮かぶ山に愛知と静岡県境に連なる弓張山地へしばしば通うようになった。
 昨年に続き浜名湖北岸を走る天竜浜名湖鉄道に乗車し三つ目の知波田駅で降車,、駅から国道を渡りオレンジロード十字路を左へ車道坂を歩む。右は昨年歩いた富士見岩へのみち。
 上がりきった山里ハナに大岩への文字がかすれた道標が刺してあった。林のなかしばし急斜面で息を継ぎ稜線へ上がる。右からも中尾根登山口との道が上がっていて丁寧な案内が太木に貼られていた。(※画像2)以降明るい尾根道がつづき神石山も遠くに望める。三叉に道が分かれるが真ん中を進みすぐ巨岩に出遭う。慎重に岩へ上がるや全方位に眺望が優れ言う事なし。
陽に輝く遠州灘から緩やかに盛り上がり多米峠を越え大知波峠、富士見岩へつづく弓張山地の稜線が広がり、そして彼方に南アルプス最南部の高峰が頭をのぞかせさらに真白き富士の峯が鏃のように天空にそびえていた。この光景を眺めてはなかなか腰があがりません。この先は中尾根を伝い雨やどり岩に通じる展望の道(※中尾根パラダイスとか)と廃道の林道に降り谷をくねくねと回り嵩山からの神石山直下に出る道にわかれます。
 神石山と赤岩尾根を走るプランでしたゆえ後者のルートをとった。中尾根ルートをとって神石山を経由し紅葉の普門寺へ下るのは秋の宿題としましょう。深山の趣きある山すそを崩れた谷をも通りひたすら歩き続ける。人の声が聞こえたと思うや硬い登山歩道に上がった。この上りはえらく疲れた。

- 神石山東尾根から赤岩自然歩道をゆく - 
赤岩尾根分岐に出て陽の傾きを覚え、後は下るだけで自然足は早くなる。林道をまたぎ鉄塔が立つ見晴らし場で歩いてきた道のりを確かめる。休む間もなくラストのピークで赤岩寺への遊歩道を左に見送り尾根最後の尻尾まで歩こう。案外な歩きででした。里の入山口に豊橋自然歩道案内板が立つ。長い山旅を終え、夕日に染まった山稜に見送られ豊橋路面電車駅「赤岩口」へ急ぐ。街はすっかり宵に包まれていた。
歩行距離15km、7hのロングハイクでした。
一等三角点が鎮座する山頂は今日もにぎやかでした。快晴、眼前の浜名湖とひねもす穏やかな春の海、太平洋を背景に浜松の都市が積み木のように見える。富士の峯と対峙している一際高い超高層ビルは浜松駅前の地上45階アクトタワー。
 北上する前に西テラスと称する展望場があると仄聞し普門寺峠手前から右の樹林へはいる。案内なし。細道をゆくと左に木々の切れ目を見つかきわけるとまさにテラスと言わんばかりな岩場に出た。三河本宮山を望む。午後をとっくに過ぎ本道に戻る。
 伐採場を通り雨やどり岩で岩上から神石山、舟形山、座談山を遠望し中尾尾根との分岐を右にし上がったり下ったり、多米峠手前で赤岩尾根を眺める。まだ距離はある。多米峠で時間を考えここで下るか予定通り進むかちょっと躊躇するが、赤岩自然歩道は比較的新しいゆえ道は極めて明瞭なことは知っている。伐採跡で今日三度目の富士を眺めるが足は休まない。

- 2月27日/ 2024年
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