'24 高木山〜山之上富士山(344〜357.1m) - みのかも健康の森、全方位展望の山から信仰の里山 -

 小春日和の一日、みのかも健康の森を訪れた。JR美濃太田駅からコミュニテイバスに乗車し、森管理棟まえで降車、快晴の空に高木山と山之上富士山が対峙している。
 まず高木山へ登る。777の階がある登山坂から入り途中から左へ明るい砂利道の尾根、はぎの小路へと進む。折返しを少し外れた高台に愛宕神社の石碑が鎮座、木々の樹間に白山や御嶽が顔をのぞかせていた。体が熱くなったころ山頂に出る。
遮る木も少なく全方位を見渡せる見晴らしが得られ、ベンチもあり、今日の絶好な天気には歓声を上げること疑いなし。奥美濃の波打つ絨毯の山をへて銀嶺の加賀白山や美濃の名山能郷白山、三角形の御嶽と中央アルプス高峰群そして舟を伏した恵那山とつづく。南は陽光を浴びた東濃の山々や鈴鹿、養老、伊吹山へ、木曽川を挟んだ尾張平野と里山風景が堪能できる。山頂に立つ木櫓に上がればいっそう彼方の山々が迫ってきます。時のたつのも忘れるのもうべなるかな、がそうも言っておれず予定休憩時間をいくらか過ぎて腰をあげる。
 下山はつつじの小路をくだり向いの山之上富士山へ登り返す。露呈した富士の絶壁をながめぐんぐん迫る富士山容に気を捉えられすぎると足元の岩混じりの急坂に足を滑らしそうです。ご注意を!案内板をみて県道上に架けられた橋(富士見橋)をわたると富士山登山がはじまる。
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山頂からの展望は美濃加茂からの贈り物

1高木山
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富士詣で信仰の里山、園内にて

2山之上富士山
< 交通アクセス >
電車(往復)名鉄岩倉駅 ←鵜沼駅乗換→(55分)
JR美濃太田駅
620円
バス美濃太田駅北口AM10:48 →みのかもの森
みのかもの森PM15:46 →美濃太田駅北口
100円
100円
<コ−スタイム > 歩行時間:3時間
shoseみのかもの森内バス停→(10分)777登山坂→(35分)高木山(344m)→(30分)富士見橋→(30分)休憩舎→(25分)山之上富士山(357m)→(15分)富士見橋→(30分)管理棟→(5分)バス停
yubiみのかも健康の森 開園時間
冬期(10〜3月):AM9:00〜PM16:00
夏期(4〜9月) :AM9:00〜PM17:00

2015年1月末 みのかも健康の森

-みのかもの森、高木山と山之上富士山-
帰りは橋へと戻る。この道は早春頃カタクリやショウジョウバカマ、ツツジ類がよく見られると聞くがいまだその時期に訪れたことがない。この春にでもと想いを胸に足を急がせる。園内に戻り池縁をまわり歩き管理棟前でお茶を飲みきるや閉園予告を知らせるアナウンスが響く。バス停で帰りのバスを待つうちにも蛍の光が幾度も流れ、帰りを急ぐ車が続き、園内は冷たい西日に覆われてきました。
 のっけから急傾斜の岩道です。木階段が山頂下までつづいていますがなかなかのアルバイトを強いらせる。振り返れば先ほどの高木山がお返しとばかり迫り上がる。半ばほどで直登道と富士神社への参道道とに分かれる。どちらでも時間的に変わりませんが幾らかでも早くと右の回り道をとる。落ち葉が積んだ山腹を進み休憩舎に出る。山頂まで300mとの表示を尻目にふたたび木階段の道を登る。橋からの直登道と合わせひと汗かいて山頂富士神社に着いた。
南に開けた狭平地に冬の傾きかけた日が差し岩積みの上に祠が静かに佇んでいる。小さな四阿を抜け北へ少し降りると霊峰と乗鞍が望めれ、以降「立入り禁止」の札が掛けられていた。石段左下に三等三角点が埋められています。


- 1月29日 /2024年
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