'24 芥見権現山(316.5m) - 各務原市ふれあいバスに乗り、巡視路で二つの山をまたぎ各務原アルプス西端へ -

 岐阜市内の芥見権現山へはいつも岐阜バスを利用していましたが、今回は各務原市ふれあいバスに便乗し、この時期のこともあり最短距離で上り下りしようと鉄塔巡視路を歩きます。
 バス那加線 北洞で下車、左に尾崎三峰山、右むこうに各務原権現山稜線を見て、岐阜市岩滝の六所神社へと歩き、白山神社への参道登山道を登る。階段路は山上に立つ鉄塔路とも兼ね、登り始めの息切れをむかえるころ拝殿に上がる。小さな祠にお参りし東への稜線路へ進む。すぐ巡視路表示版がみえ北へ直降下する。プラスチック階段が下まで続いてまずひと安心。
 諏訪山団地東奥から林道に入り、−山縁を回り諏訪山団地(二)から北山への稜線路がジグザグに上がってもいます−車両止め鎖を跨ぎ幾らかも歩かないうちに巡視路表案内板を山側に見つけた。歩きはじめは緩やかですが次第に花崗岩崩れの岩道となり、最近持つようになったポールの握りに力がかかる。
まばらな木々の向こうに各務原権現山への稜線、そして金華山をなかに舟伏山、百々ヶ峰をながめ彼方に養老山地から伊吹への山々が真冬の青白い雲に浮かんでいるように見える。鉄塔がみえると北山への稜線が近い。ひと休憩に丁度良い。予定では北山へむかい老洞峠へ下りそして芥見権現へと登るつもりでしたが、案外時間がかかり帰りのバス時間も考え、もう一度巡視路を下ります。こちらの巡視路も急坂ですが権現山を眺めつつ日陰のなかの木々道をどんどんと足を運ぶ。クリーンセンターからの車の音やスピーカーからの声がよく響く。
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岩滝から出発、中央山上に白山神社

1各務原権現山
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山頂下南面の岩峰群、東海自然歩道にて

2芥見権現山
< 交通アクセス >
電車(往復)名鉄岩倉 ←→(47分)各務原市役所前570円
バス各務原市役所前駅AM10:10 →(10分)北洞
東山PM16:21 →(40分)各務原市役所前駅
100円
100円
(各務原市ふれあいバス:那加・蘇原線は通年運行しています。
ただし土日祝日は減便。出発地は名鉄各務原市役所前駅。)

<コ−スタイム > 歩行時間:4時間50分
shose那加線 北洞バス停→(20分)六所神社→(25分)白山神社(209m)→(30分)諏訪山団地→(45分)一北山稜線鉄塔(240m)→(25分)東海クリーンセンター→
(15分)東海自然歩道カーブミラー(寄道 35分)→(5分)老洞峠→(30分)芥見権現山(316.5m)→(10分)桐坂峠分岐→(30分)東海自然歩道→(20分)蘇原線 東山バス停
shose2016年12月 大洞から芥見権現山。

- 新春の芥見権現山 -
とんだ寄り道し峠まで早足で上がる。気落ちした足取りでこの急坂を登るが、自然と足がトラバース道へ向い稜線に上がりUターンし山頂に着く。絶好な天気で山頂からの展望は北のアルプスから御嶽、南の濃尾平野を取り巻く山地をぐるりと望めれたが、もうだいぶ木枝も伸びて7年前のそれからみると、うーんという感じです。
 すでに三時をとっくにすぎ急いで下山。桐坂峠への縦走路を下り途中から須衛への枯れ沢へ急降下し、自然歩道へ出てバス停のある東山へ早足で駆ける。バス停から西日に照らされた各務原権現山がよく見え、バスが現れるまで己の心臓が幾分あぶっていた。
 降りたところに「北山・権現山登山口」道標が刺してあった。芥見権現山を見やると、直下の岩峰群がロッククライミングの猛者らを招いているようだ。老洞峠へ上がる東海自然歩道は一般車両通行禁止で、カーブミラー山際に道を見つける。
 ここがあの岩峰への入口とみえ興味半分で足を踏み入れた。これがとんだ冷や汗をかくとは思わず・・・。
 平坦な小道を進むと岩が立ち阻み太いロープが掛かっていた。これほどならとポールをリュックに収め岩伝いに登ってみた。岩テラスの岩壁に岩登りの概要が記された紙片が貼られ、「以降、ヘルメット必着」とも書かれていた。岩左を見やると歩けれる道があり、も少し上がってみようと誘惑に誘われさらに急傾斜の岩に張られたロープを二本続いて手掴みつつ上がってみた。上がって驚く。それから登る道が見つからず右往左往すること十分、もうあきらめ必死の面持ちでミラーの入口へ戻った。


- 1月17日 /2024年
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