湯之洞山(504m) - 美濃の玄関、登高意欲そそる紅色のヤマツツジが映える里山 『高山』 -

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長良川に架かる立花橋から

1朝の湯之洞山
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下山時、紅色のヤマツツジが眩しい

2尾根をゆく
< 交通アクセス >
電車<往・複>名鉄岩倉駅←→ 鵜沼・乗換←→ JR美濃太田駅
 片道乗車券:650円
電車<往き>美濃太田駅AM9:56→ 湯の洞温泉駅AM10:36
<帰り>湯の洞温泉駅PM16:41→ 美濃太田駅PM17:22
長良川鉄道 乗車券:780円
<コ−スタイム > 歩行時間:4時間45分
shose湯の洞温泉駅→(40分)鹿苑寺地蔵堂案内板→(15分)地蔵(六角堂)→(45分)鉄塔分岐→(50分)母野洞との分岐→(30分)湯之洞山(504m)
下山→(50分)鉄塔分岐→(20分)林道→(35分)湯の洞温泉駅

<洲原の高山 山歩き案内マップ>
yubiHPのどこかで手に入れました。忘れました・・。
 国道156号線美濃市街をぬけゆくてに小高い山を見る。美濃の玄関山として南の天王山、誕生山は有名ですが、こちらはあまり耳にしなかった。三角点もなく地図にも記載されず。近年道の整備によりよく登られるようになったと耳にする。
 入山には長良川鉄道・湯の洞温泉駅が良い。電車を降りるとサクラの大木が迎えてくれ前方に湯之洞山が朝の日を受け輝いていた。立花橋を渡り長良川対岸沿いに歩く。近代化産業遺産(平成19年度)に登録された長良川水力発電所の赤いレンガ建物を左にみて、東海北陸道橋桁と鉄道の交差する下の鹿苑寺地蔵堂案内板から入る。階段状の山道は旧郡上街道の一部でもあり乗越しの寺には地蔵菩薩が収められた六角堂が建っている。『高山』へはここが入山口となる。
 以降山頂までの尾根続きの登山道には随所に案内板が掛けられています。東海北陸道トンネル上の三角点をすぎ登った小さなピークでお昼の音楽が流れてきた。鞍部の鉄塔下に出て『高山』を仰ぐ。東に目を転ずると洲原へ続く送電線と平成山の山並みが美しい。左は湯之洞から上がる道、右は洲原へ下る巡視路とが交わる。
北へまわりながら下り細い尾根を渡り広葉樹の樹林をくぐってゆくが、このあたりは紅葉の時期もあってヤマツツジの鮮やかな紅色に目を奪われる。尾根は西に折れいささか急勾配に倦む。母野洞との分岐からいよいよ勾配はきつくなり尾根細く岩に手を掛けながら足も遅くなる。ロープが垂れるヶ所も多々あり、落葉に足を取られること幾度。胸の動悸と相談しながらゆっくりと登り詰める。

- 湯の洞温泉駅から湯之洞山へ、余裕を持って歩きましょう -

山頂から好展望
頭が明るくなり山頂に到達。『湯の洞山』と彫られた名板が括り付けられた狭い頂きからは東180度が開かれ、登ってきた甲斐が充分あるほど好展望が得られた。雪化粧した乗鞍や御嶽、中央アルプス群そして愛岐の山々も指差できます。
 休憩後二時を過ぎようとしていたゆえ急いで下山する。ロープが張られた地点まで慎重に下るが尻もちをついたこと数度。曇りのときは下り間違えない要注意。分岐から母野洞、そして母野駅への巡視路道は日が長い時期のみ可能かな。鉄塔まで晩秋の風情を楽しみつつゆくりと戻る。
湯之洞への下山は二手に分かれていますが、温泉館に降りる道をとる。秋の日は短い。林道に降りたときはもう陽も陰り、夕日に照らされた紅葉の道を帰る。あとは湯之洞谷水道橋をくぐり旧郡上街道に出て駅へもうひと歩きです。

- 11月21日/2017年
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