- うぬまの森から原火谷(わらびだに)をゆく -
長き歩き難い石ゴロ道を上がり崖側に湿ったシダがびっしり生えあまり心持ちが良い歩行と思えず。各務原アルプスハイキングコースに出て旧中山道へ戻る。うとう峠の岩畳道をすぎうぬまの森図書館前に着き水道で汗をぬぐう。 帰りもうぬまの森まえからふれあいバスに乗り鵜沼駅に戻ったが途中の貞照寺から三人の着物姿の妙齢御婦人がたと乗り合わせ、明治の女優・貞奴女史が創建した貞照寺が諸芸上達、芸事成就にご利益があるといわれていることを思い出した。 |
| 小さな谷川沿いを上がってゆき谷を離れて右の小尾根に上がる。いささか剣呑な登坂でロープも垂れつづき思いのほか手こずらせる。くねった森へ上がり丸太階段に導かれ三叉に出る。左は各務原アルプスハイキングコースに通じるAコース遊歩道 展望テラスへは右道へ進みます。 いきなり開けた地がその展望地で広く伐採され木造りのテラスが設けられています。蛇行する木曽川を眼下に鳩吹山系の西山を見上げ、晴れていれば霊峰が拝めそうです。二つ岩は木曽川対岸に見えます。 下りは急傾斜の丸太階段の道で崖もありスニーカーのような平たい靴では心持たないでしょう。家族連れなら三叉に戻り遊歩道で戻ったほうが時間的にも無難ではと思う。降りた先で右は国道、左の谷川沿いの作業道を上がる。
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