この道を下ると民家の間所に出ますが、「とおり抜け出来ません」との看板とご丁寧にも柵まで設けてありました。この目鼻口登山道は一番長く、シダ植物から松やヒノキの雑木林がつづく明るい道と変わる様子は気持ちがよい。(1.15km)再び山頂神社に上がった時すでに午後となり境内は閑散として冷たい風が吹いていた。 下山は西の民家へ降りる車道(一般車は通行不可)を下り東谷橋を渡り高蔵寺の駅へと帰った。
駅改札前のパン屋さんに入り珈琲とレモンパイをひとつ買い求めほほばるのも電車登山の面白いところだ。駅から三時間余りの山旅でした。
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遥か彼方にこの冬白く輝く伊吹山が見える。東谷山はこの南と東口からの十軒口参道が主に歩かれているが、その他に目鼻口・白蛇口の登山道がある。せっかくの機会だからこの二つの道を歩くことにした。 神社裏へまわるとテーブル状の古墳がある。その先から道が二手に分かれています。まず白蛇口へ降りる。道標がないが左の細い掘割の道を下ってゆくとしっかりとした尾根道と変わりやがてシダが生える樹林とつづく。道は瀬戸側へ曲り谷の堰を見るが堰へ下るのではなく少し山側に登り腐りかけた木の段を踏んでゆく。急な階段状の道を下りきれば国道に出ます。こちらにもかくとした道標があるわけではないが営林署の「山火事注意」の看板が木にくくりつけてあった。こちらから登るとすれば東谷山白龍大明神の祠が目印になります。 目鼻口登山口まで国道を走る車に気をつけながら水野川対岸の定光寺の山をお供に歩きます。国道から十軒口に入るしなにかってJRのバス停があったそうですが今は見当たりません。目鼻口の由来となった岩をさがしに水野川の土手に降りましたがわかりませんでした。 門扉に閉ざされた道の脇から細道が上がっていたのでこれを進んでゆくと茫洋とした草地に上がります。さらに前方の崩れた板の囲いの向こうにはっきりした道が見えます。登山道の標識がここにありました。
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