オオダ山〜新嶽山 - 岡崎市樫山・おおだの森から多くの石仏がならぶ古道を登る -

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おおだの森山頂から 左端が三河本宮山、三角点有り

1オオダ山
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額田支社駐車場から、右は冬桜かな

2オオダ山

< 交通アクセス >
電車<往・複>名鉄岩倉駅 ←→ 本宿駅 運賃:1040円
bus<往>本宿AM10:30→ 額田支社AM10:43
<帰>額田支社PM15:58→ 本宿PM16:12 運賃:280円
<コ−スタイム > 歩行時間:3時間15分
shose額田支社BS→(25分)おおだの森案内板→(35分)オオダ山(262m)→(20分)新峰山(256m)→(55分)新嶽山(287m)→(15分)新嶽神社→(45分)額田支社
※鬼沢八幡社・オオダ山に簡易トイレ有り

<額田支社・森の総合駅>
AM8時30分〜PM5時15分 月曜休館(祝日の場合は翌日)
『おおだの森・見どころ散策マップ』が置いてあります。
初日の出が本宮山麓から昇るらしいです。
 名鉄本宿駅からバスに乗り樫山町・額田支所にて下車。月秋の交差点後方に紅葉もあせた小高い山が丸くかまえています。このあたりで一番眺めがよいので戦時中監視哨が設けられたというオオダ山です。
 戦後まで伐採手入れされていた山も時勢の推移とともに維持されなくなり放置されていたが、近年再び手入れ整備がはじめられ『おおだの森』と再生し地域のシンボルとなった山です。山頂まで遊歩道が作られ展望台も建ち、またヤマザクラも多く植樹されています。とあるHPで知ったおりヤマヤとしてわざわざ登る山ではないが北に続く新嶽山なる名に誘われ訪れることに。国道473号線、夏山川沿いの鬼沢公民館先の鬼沢八幡社が登り口で、『おおだの森』の看板が立っています。
 遊歩道とはべつにクロモジの雑木林のなか稜線に直登する山道を登ります。遊歩道に上がりそのまま400m歩き山頂に到着。広い園地からは東方180度がすっかり眺望でき電波塔がならび見える三河本宮山をなかに豊橋方面より作手の山々まで広がっている。四季を通じて登れ眼下の里および遥かな山並みを望めるとあれば確かに素晴らしき里山だ。
 北の新嶽山への道はさすがに遊歩道とはいえないが道ははっきりしている。しばらく気持ちの良い林を下るといきなり立ちはだかる岩峰にぶつかる。岩登り半ばより左に脇道があり避けるようにして上がれば石碑が座するピーク(新峰山)に出た。


おおだの森から新嶽山へ 


額田支社に帰ってもまだバスの時間にかなり時間があったので、支社隣の「森の総合駅」をのぞく。駐車場から眺めるおおだの森は晩秋の西日をいっぱい受け柔和に微笑んでいた。サクラが咲きあふれる春はさぞ壮観でしょう。
 以降、新嶽山まで雑木のなか高低差の少ない稜線歩きが続き、石板に浮かび上がらせた仏・菩薩・明王などの石仏が二十体以上鎮座している。晩秋の陽に照らされたいろいろな姿・顔が見られ単調な歩きに足を止めることしばしば。ひときわ大きな天照大御神の像がいささか場違いではと思える。その女像から道は鋭角に東に折れ下り、次いで上り詰めたところが新嶽山です。
 低い雑木に囲まれ、狭地の三角点の後ろに剣を前に三体の大きな石仏が並んでいる。木々越しに北を見やるが名の言われの嶽はまったく見えず。帰りは本宮山を遠望しつつ新嶽神社へ下るが、これがなかなかの急坂で落葉に足をすくわれることしばしば。おしまいの滑りやすい岩盤を慎重に下り神社の墓石場に降りた。
 国道をおおだの森へ戻るころ、両手にストックを握った人影が神社から遊歩道を登ってゆくのを見た。町民のウォーキングにかっこうな森の道なんだろう。

- 12月9日/2017年
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