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春のうららに誘われて岐阜市内の低山をハシゴします。 上岩崎でバス下車し眉山と城ヶ峰をみる。鳥羽川を渡り交差点「岩崎山手」民家わきの細道から山頂にNTT無線中継所がある眉山へ向う。落葉低木の木陰のなか尾根を上がり小さな木造の祠を左にみて明るい鉄塔下に出る。ふた手に分かれた道を右にとり専用車路に上がり、あとは山頂まで車道を歩く。中継所手前の「鎧塚古墳」説明看板から入り、まばらな雑木のなか盛り上がった頂きには三等三角点とここにも小さな祠が鎮座しています。ちなみに破れたフェンスを抜け北への尾根に足をむけると微かな踏跡がうかがわれた。山頂直下の車道から昔は北東が見渡せ霊峰もしっかり見えたが、今は雑木が伸びすぎ春霞みと相まって眺め能わず。いささかがっかりしました。 鉄塔までもどり西への巡視路を下る。金華山や百々ヶ峰が春の陽光を受け光っている。ずんずん進み竹林が見えると民家駐車場に下りた。東海自然歩道がこれから登る城ヶ峰の北山麓を通り本巣へと続いている。 城ヶ峰の南肩の鉄塔をめざし椿洞から清水団地口へ田畑なかを歩き、過ぐる年の初春に歩いたおりの送電線直下の巡視路標識(中電北部西濃線)を見つけ、谷筋の急傾斜な窪地を登りつめてゆくがなかなか次の標識が見つからない。いい加減ところで左の尾根へ上り、うるさい枝や岩を乗り越えあがると巡視路に出た。後はジグザグをくりかえし稜線に上がった。
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