-吸込まれそうな蒼さでした- (←クリック)エメラルドグリーンの黒淵
< コ−スタイム > 歩行時間:5時間 十二兼駅→4.5km(75分)恋路峠→(40分)鞍部→(50分)山頂→(65分)「牛が滝遊歩道」牛が滝→(70分)十二兼駅
柿其渓谷はこちらから(2001年)
< あとがき > 里山歩きは登りより下るほうが難しい。けして甘くみたわけではないが二度も道を失った。境界の目印を信じて不確かな箇所に目印をつけなかったことが原因だが、それにしても下りにはコンパスがあまり役にたたないと思うのはわたしだけだろうか。
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鞍部でアルプス遠望とも別れなおも尾根を下っていくと、ふと道が違うことに気がついた。境界を示す赤テープどうり下ってきたつもりだが道は尾根からはずれ雑木林へ降りていた。あたりを見まわすと記憶にない赤いテープも見た。峠までわずかだが余計なバイトなどしたくないので戻ろうとしたが、その時子供のかん高い声が響いてきた。 声のしたほうを見やると何か小さな箱のような物が見えた。単眼鏡でみるとどうやら祠らしい。やはり祠だった。小道がつづき下ってみるとひょいと広い道に降りた。近くに標識が立ち、この道は牛が滝と恋路峠を結ぶ遊歩道だと知れた。 あまりほめた下山ではない。 牛が滝へ進みさらに木階段を下って黒淵へとおり、渓谷に架けられた吊り橋をわたって車道に出た。時計をみると、予定より45分ほど遅れていたので渓谷での休憩をそこそこにし再び自然歩道に戻り駅へと帰った。ワンマンカーが駅に着くまで待合室でゆっくりくつろぐことができた。
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