この時期は道の両脇に背丈を越すほどの細木などでほとんど展望が望めない稜線歩きとなっている。蛇首塚、山頂をすぎ蒼き長良川左岸の金華山が見えれば道は下りになる。 電波中継局がたつあたりで遅めの昼食とした。やっと道半ばといったところか。急ぎ足で下山口へ降りる。近くのコンビニでカフェオレをもとめ一息つく。 西山へは再び巡視路を歩くが先年の記憶が薄れているので登り口がわからない。頭上を走る送電線を見上げ「日野西四丁目3」とある電柱から民家の間所へ入ってゆくと、ありました「NO34」の黄色い標識が。
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前回のときあまり手を加えないほうがいいのでは感じたがここは素直に地元の有志のかたのご尽力に感謝したい。 腰をおろす間もなく分岐から日野へ下山する。道は岩場を抜けロープが架けられた崖をつたい忠実に境界尾根につけられている。途中北に下る尾根道をみたがそれをやりすごし堰から雑木へ下る。落ち葉が道を隠しているので今の時期に登りに使うといささか迷うところである。林を抜けたところに山火事用心の看板が枝にくくりつけられてあり旧陸軍墓地入口を通れば民家に出る。国道156号線に出て岩田坂へ向かう。 舟伏山東南の赤壁を見ながら住宅地の中を右往左往するがなかなか登山口が見つからない。山側のコンクリート用壁に踏み跡を見て雑木に入るが二十メートルも行かないうちに踏み跡は消えていた。戻って道を探そうかと考えたが支尾根に道があるを承知でこのまま雑木の中を上がることにした。うるさい小枝との格闘のすえどうやら踏み跡まで上がったがこの道もあまり明瞭とはいえずこちらから登る人はまれになっているのかもしれない。直列に鉄塔がならぶ舟伏山を望みながら短いジグザグをくり返し岩田山との鞍部まで登る。 舟伏山へは送電線鉄塔の巡視路を歩く。
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