村間ケ池と阿弥陀ヶ滝 -美濃白鳥・前谷から白山禅定道ゆかりの池と滝を-

毘沙門岳
-毘沙門岳 (1385m) 前谷から-

car自宅から美濃白鳥前谷まで 86km。2時間20分

<コ−スタイム >
walk林道口から池周遊往復 1時間

 酷暑がつづき里山歩きができないゆえ涼をもとめ美濃奥の名瀑を訪れる。美濃白鳥の前谷から白山禅定道が石徹白へと上がっていますが、その谷奥に阿弥陀ヶ滝が落ちています。白鳥の観光名所にもなって夏や秋には多くの客が押しかける。
 そのまえに伝説が残る村間ケ池を見に行きます。前谷入りしなに立つ大きな観光案内板によるとトレッキングコースが記されているが、とてもこの暑さのなか歩けるものではないのでこのまま車で上り、正ヶ洞棚田展望地への林道近くに駐車する。10分ほど登ると向かいの山麓にささやかな棚田が見え、さらに登ると村間ケ池への舗装された横道に曲がり次いで「村間ケ池参道」石標に導かれ樹林へはいる。湿地を左に見て進むと村間ケ池にでます。
 濃い緑の木々に囲まれ陽光を浴びた池は、案外な広さでひと回りしうる簡素な歩道が付けられています。前谷からの道も上がっていました。(道標なし)比較的新しい石の鳥居が建ち、池の伝説となった八大龍王が祀られ立派な石碑も建立されていた。(平成十二年名古屋市瑞穂区のお寺さん)
 林道にもどり、先年、阿弥陀ヶ滝から大日ヶ岳東縦走路を歩いた時、この村間ケ池からの道と合わせたとの記憶からさらに林道を登ってゆくとそれらしき山道を見つけましたが、道標の類はなく確認できなかった由。


前谷の村間ケ池 


阿弥陀ヶ滝
-阿弥陀ヶ滝  落差60m 滝巾7m-

<コ−スタイム >
walk周遊 30分

 阿弥陀ヶ滝入口の駐車場(有料)から滝つぼまで遊歩道が整備されています。こちらは夏休みの時季ともあり大勢の避暑客らが訪れていた。流れ落ちる水しぶきを浴び下界の暑さを忘れさせるような冷気のなか、自然の冷蔵庫に入ったかと思わせたひとときでした。
 紅葉時に訪れるならば厚手の上着が必ず必要でしょう。


阿弥陀ヶ滝 

白山長滝神社



帰りに白山禅定道の出立地である長滝白山神社に寄り、一月六日祭、通称花奪い祭の舞台となる本堂を見学。前谷から桧峠への禅定道をまた歩いてみたいものだ。そしてさらに石徹白の白山中居神社まで・・。

walk前谷より白山禅定道・桧峠そして毘沙門岳登山

160kB - 8月6日/2016年

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