1.0q先に「風越山登山口」 木曽古道 |
1999年風越山登山ではここに駐車 吉野集落 |
幾多の石仏、左は庚申塚かな。 吉野にて |
木曽古道は上松から 上松小学校 |
唯一の展望ヶ所、晴れていたらもっと御嶽が・・ 標高1119m |
こんな岩畳ふうな道もありました 再び古道へ |
時間が許したらススキの原まで上りたかった・・ 風越山登山口 |
林道の梯子を上り、さらに進みます・・ 檜植林地 |
薄暗い崖道をロープをたよりに・・ 崖を巻いて |
降りて対岸を見きわめて・・ 堰堤 |
アカマツ林のなかのササの海をゆく ササ原 |
ここから先の古道は健脚コースです 再々度林道 |
駆け足でしたが、満足な山旅でした。 JR倉本駅 |
夕刻真近の糸瀬山残照 国道に戻る |
国宝らしいです、傾いています!! 東野阿弥陀堂 |
ほっとしました、この風景をみて 東野にでて |
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三たび山道へと入り高低差の少ない覚束ない踏み跡を進む。濡れた岩を踏みつつ上がると標高1119mの小さな峠に上がる。マツの大木のもとに朽ちた木のベンチが置かれ、西方に目をやると台ヶ峰の後ろに御嶽が秋空に映えていた。雲がかかっていてちと悔しい。 展望を楽しんだら南へ急坂を下りガレ谷を渡り踏み跡を谷沿いに降りてゆく。やがて右手下に林道が見えてくる。林道に降りた処に「中部北陸自然歩道(木曽古道)」道標があります。林道の反対側を見ると文字が読めないほど朽ちた木板が下草に覆われていた。古道が切られていることを知らないと林道を東野まで歩くやかもしれない。(東野まで1.3q) 草をかき分けて入るとはっきりした道があらわれます。アカマツ林の中は一面丈の低いササの海が続いています。足元に気を配りつつ古い道標と新しいそれが立つ処を左に折れ緩やかにササの海を下っていく。ヌタ場をすぎると水の落ちる音が聞こえてきます。砂防堰堤の下に出てはたと立止まる。沢は浅く狭いゆえ渡るのは難なくが対面は崖である。まさか赤茶けた崖を登ることはないとおもい、少し下の堰まで下るとくすんだリボンが木に垂れていた。堰の肩手から山道が見え安堵する。ここからが今日一番の難所が続く。 谷沿いに崩れかけた崖道を巻いてつたいますが、踏み跡が緩くややもすると沢ほうへ重心が傾きがける。危険なヶ所にはロープが張ってあるので片手につかみつつ慎重に渡り進んでゆく。カメラに収めようとするが手が震える。渡りきり東野集落が見える草地に出てもまだ胸がドキドキしていた。ここにも木曽古道道標が立つ。 |
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