'20 尾張三山がけ
- 令和はじめ、日和のなか神の山をめぐりわたる 名鉄推薦の山旅 -
猿投山遠望
小牧ふれあいの森
神尾より
尾張本宮山と尾張富士
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交通アクセス
>
<往>名鉄岩倉駅 → 犬山駅
<複>名鉄羽黒駅 → 岩倉駅
410円
450円
<往>犬山駅東口 → 安楽寺
<複>
長者町団地 → 犬山駅東口
350円
300円
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コ−スタイム
> 歩行時間:5時間40分
バス停 安楽寺→(35分)東尾根登山口→(40分)尾張本宮山(293m)→(20分)信貴山多宝塔→(40分)車道・入鹿明治村線→(45分)尾張白山(223m)→(70分)明治村入口→(25分)尾張富士・奥宮(275m)→(25分)尾張富士大宮浅間神社→(15分)バス停 長者町団地)→(25分)羽黒駅
2005年1月 電車バスに乗り、はじめての尾張三山がけ
令和も二年め、そのはじめの
尾張三山がけ
。名鉄犬山線車窓から白化粧した霊峰を目にし山行きに期待がふくらむ。
今回の起点はバス停安楽寺(
あずくじ
)、簡素な境内には幼子を抱いた地蔵尊立像と役行者の石像がたち後ろに尾張富士が望めます。日の暮れを考えまず本宮山へ、愛知用水路わきの東尾根までウォーミングアップのつもりで田畑内を歩く。ゆくてに尾張白山、尾張本宮山をみる。近くに希少なヒトツバタゴ自生地(
開花は五月ごろ
)があります。東尾根道は登山道らしい道ですが今年は倒木が目についた。山腹で入鹿池を眺める処がある。立ち並ぶ石仏をすり抜けて山頂
奥宮
へ上がる。暖かな日和で大縣神社から上がった多くのハイカーらが憩ってた。間引きされた木々から御嶽、乗鞍、中央アルプス、西三河の山々、名古屋の高層ビル群そして養老、伊吹山がぐるりと展望できた。
下山は石階段を降り尾張信貴山へ、朱塗りの多宝塔を見上げ駐車場より林道へ道をとる。ヒトツバタゴ自生地への道を見送りさらに進み巡視路へ左折する。なお林道直進は行止りです。地形図にある破線道沿いのフェンスは中電トーエネックの敷地を示すらしい。その切れ目より尾根筋をつたい樹林を抜けると鉄塔に出ます。赤茶けたガラ道を足元に気を配りながら下る。「歩行者通路」との表示は作業員をさすのだろうか。変電所車路に降り入鹿明治村線をわたる。
ふれあいの森
へは巡視路(犬山虎渓線)を歩く。木漏れ日さす冬枯れの雑木林のなかを、晩秋ともなれば紅葉も味わえる道です。
- 尾張本宮山、尾張白山そして尾張富士 -(※おしまいに歩行地図あり)
二基の鉄塔や反射板をすぎ
尾張白山
への急坂を登る。午後の陽光を浴びた立派な鳥居が立つ山上で遅い中食をとる間にも、兒の森口から上がってくるハイカ−らが次々とあらわれる。
下山はさきの道から北尾根を下り神尾集落へおり、尾張富士の東登山口がある明治村へむかう。この車道上がり坂が二山を済ました身にはいささかつらい。明治村入口のバス停前は、閉園の刻(
冬期は四時
)とあって多くの観光客が列をなしていた。閉園を告げる蛍のひかりの音楽にこちらの足もしぜんと急く。
尾張富士への登行は短いが足取りは重く立ちどまることもたびたび。
大宮浅間神社奥宮
に上がり入鹿池を見下ろし、次いで三山がけのラストを飾るかのような薄く橙色がかった霊峰を望む。帰りは夕刻時を考え階段をくだり舗装道より句碑の道で下る。本殿鳥居まえで日没となり無事山旅を終えた。
- 2月2日 /2020年
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