福井・大野城と城下町散策 令和5年10月29日

 秋本番の一日、恒例の福井県大野市へ交流バスツワーに参加しました。このバスツワーには幾度か乗りましたが、今回はこれまでの九頭竜湖畔の紅葉祭りではなく、大野盆地のなか大野城と城下町を歩きめぐりました。【つれづれ日乗2023/10/24】
 大野城は一名、「天空の城」とも呼ばれ気象条件が叶うと雲海に浮かぶさまが近年知られるようになりました。この城は織田信長の家臣、美濃の大名、金森長近が越前の一向一揆鎮圧の功績によりこの地を得たあと築城したもので、山の山上を平らにして本丸から二の丸、三の丸を建てたという。天守は江戸中期ごろ消失し、今の天守は昭和43年に再建され地上三階建てのお城です。またこの城の石垣は「野面(のづら)積み」という自然の石を積み上げた工法で剛健でかつ美しい様を見せてくれる。天守からはぐるりと山なみが眺め、眼下には碁盤の目のように城下町が整備され町の東筋は寺町通りとなって幾多のお寺が並んでいます。
 では三時間弱の山城と城下町界隈の散策をご覧くだされたし。



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