尾北自然歩道-その3 -尾張北部の城址は今・・・-

小口城址 以前、尾張自然歩道を柏森駅まで歩いたおり大口町の城跡を訪れた。(2001/6)
この小口城は織田家の尾張北部支配の拠点として築城され、信長に攻略されるまでのあいだ美濃の勢力をうかがう軍事的基地としての意味合いがあった。廃城後、天正十二年の小牧・長久手の戦いにおいて一時的に秀吉方の陣屋となったが、その後は歴史の舞台から消えたとある。四方に二重堀や土塁をめぐらした館風な城だと想像される。
 現在は小口城址公園として整備され、桜の季節ともなると敷地内に植えられたソメイヨシノで華やかなシーンを提供しています。敷地内の展示棟には、小口城の変遷や活躍した歴史のひとコマを紹介するスライドが上演され、周辺の城や砦の模型も興味深い。また一画に建てられた物見櫓(高さ14m)にあがれば四方の展望が得られます。(転落防止用の網で覆われているのがいささか残念ですが・・・。)公園南入口は名古屋城二の丸大手二の門をイメージした造りになっていて、堀をわたる木橋からはいれば歴史の館に跳んだ気分になるでしょう。平成11年(1999年)竣工
 春はじめの一日、尾北自然歩道をのんびりと歩きました。


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すべてコンパクトデジカメ(ペンタックス10M)で撮りました。
総490KB(2011/3.6)

walk犬山線柏森駅から東へ2.5キロ。
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