'19 三ヶ根山 - 幡豆の港から西三河の名山を登る、名鉄・JR推薦の山旅 -

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観音さまからさずけらた「かぼちゃ」の伝承がのこるお寺

1妙善寺(ハズ観音)
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光る三河湾から渥美半島を望む

2三ヶ根山山頂から


電車
< 交通アクセス >
(往)名鉄岩倉駅 →(100分)名鉄東幡豆駅
(帰)JR三ヶ根駅 → 金山駅 → 名鉄岩倉駅
運賃
1310円
1200円

   <コ−スタイム > 歩行時間:4時間25分
shose東幡豆駅→(5分)妙善寺→(1時間20分)愛宕山(280m)→(20分)幡豆料金所→(50分)美晴台(348m)→(30分)三ヶ根観音→(10分)北尾根口往復
三ヶ根観音→(35分)一ノ瀬下山口→(35分)JR三ヶ根駅

西・東幡豆駅前に『はず夢ウォーク-海・山・民話にであうみち-』無料案内マップが備えられています。
 西三河の名山・三ヶ根山を春めいた海から登ります。先年の真冬に訪れたときはJR三ヶ根駅から旧ロープウェイがあった北尾根を上り冬の御嶽を遠望できましたが、卯月も半ばともなればそれも難しろう。名鉄東幡豆駅まで1時間40分の電車は長い。
 駅から海岸線に出て潮干狩りができる浜辺を、次いで観音様から福徳をとのお告げを受け浜にうち上げられたものを村人らが食べてみると甘くて美味しく丈夫になったそうで、木の実が「かぼちゃ」であったということで『かぼちゃ寺』と知られる妙善寺(ハズ観音)を参ります。カボチャ茶をいただき山へ向かいます。
 麓の採石場へ上がる車道、広域農道に出るまで急坂が続きすごく足にこたえる。「三ヶ根観音」の道標をみて農道を横切り進んでゆくと南に三河湾を広く望むことができます。やがて左へUターンする山際に石の鳥居が見えます。後から知ったですが、ここが愛宕神社への登り口。舗道をなおも進むと愛宕山への道標を見つけ急坂の山道を上がる。扉が閉められた愛宕神社山頂からは東幡豆港を眼下に渥美半島先端の伊良湖岬まで遠望できます。
 昼食後、もとの舗道へ戻り(一部未舗装道あり)三ヶ根山山頂をめざします。三ヶ根山スカイライン幡豆料金所から車道右脇の専用歩道を通り、三河湾のパノラマを楽しみつつパラポラアンテナ塔が立つ美晴台に上がる。ここが最高所(348m)らしい。ここから殉国七士の墓をへて小野ケ谷川伝いに長いハイキングコース「健脚の道」が西幡豆駅へと下っています。

- 三河の海から三ヶ根山へ - 

 車道を歩きもうひとつの美晴台、比島観音、三ヶ根観音へとつづき、北尾根口まで来たが生憎の薄曇りの空では望みの遠望も得られず下山にかかります。三ヶ根観音の道路ガードレールの切れ目から大沢集落参道を下ります。(道標あり)
 薄暗い木立のなかすぐ二股に道が分かれています。先年は左の大沢への道を取りましたが今回は右の一ノ瀬道を。ハイキング道とありいささか侮っていましたが、これは意外にも骨がある道でした。掘割の急坂、岩のでこぼこ道、倒木をやりすごしながらの難渋道は底の薄い運動靴では足首を痛めるやかもしれません。
 畑道に降りて膝が少しフラつきました。振り返ってみても三ヶ根山の山容は伺えず、JR三ヶ根駅までの2.5キロ余りの道のりがひどく疲れた。

- 2月18日/ 2019年
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