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早春、各務原アルプスを歩きます。今回はうぬまの森から金比羅山、迫間山、そして明王山と時計回りに周遊する。例によってJR鵜沼駅より坂道をうぬまの森へと向かいます。 森からうとう峠をすぎ中仙道と分かれ各務原アルプスコースへと進む。送電線を頭上に見上げるころから勾配はきつくなり、コースからはずれ金比羅山へのトラバース道に入る。(入り口に『未整備』との表示板が掛けられてある)ここは昨年につぎ二度目ですが歩く人も多々あるとみえ、道がはっきりしてきました。金比羅山南尾根へまで変化に飛んだいかにも山道らしいそれで筆者お気に入りの道になりました。時期を過ぎたヤブツバキのトンネルをすぎ、広葉樹の高木の間を崖沿いに登ってゆくと城山や明王山の鉄塔が間近に望めます。短いつづら折りを繰り返し尾根に上がり明るい雑木の中を上がると金比羅神社の標柱が迎えてくれます。 木々の隙間より天気が良ければ御嶽や乗鞍等などが遠望でき、お隣の明王山から賑やかな声も聞こえてきます。山頂にはアセビ(馬酔木)のつぼ形の白い花が開いていました。 迫間山へはいったん迫間不動へ急峻な凸凹道を降りて本堂から小さな谷川を渡り、次いでアルプスコースへ斜めに登っていきます。合流地から砦跡の山頂へは僅かな上りで到達。
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