- 三峯山と金山宿 -
山頂から飛騨川を眼下に大展望 2007年 春 三峯山紀行
| 江戸時代、天領の尾張藩・苗木藩・金森藩の境にあたり宿場町として栄えた金山宿は、狭い路地裏通りが「筋骨」のごとく巡り、昭和の雰囲気を感じさせる散策が楽しめるというふれこみです。 宿南へ坂道を上がってゆけば国道手前で、かってこの地の豪族宿儺(すくな)が天皇からの討伐を迎え討つために一時駐留した鎮守山(ちんじゅさん)を見上げ、山頂に建てられ観音堂や両面宿儺像から金山の町が俯瞰できます。秋の紅葉期が最も映えるとのこと。 近くに昭和の終わりまで営業していた銭湯屋さん、お昼までに売り切れるという黒豆大福のお店、三階建の格子造りの旅籠、細道へ入ると幼年のころ遊んだ路地裏にひょっこり出合えます。トイレも随所に設けられていました。駅へと戻るまえに、昭和三年金山橋ができるまで飛騨川を渡る舟渡場の大船渡の渡しにより、駆け足でしたが実りあった春爛漫の山行きと宿場町巡りでした。
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