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本格的に暑くならないうちに八曽の森を歩いてきます。犬山駅東口からリトルワールド行の岐阜バスに乗り途中の今井丸山で下車。東海自然歩道、丸山池と開拓パイロットの間、頭上の陽を避けながら林道二キロ余りを歩きます。面々と水を貯めた亀割池をすぎ犬山オートキャンプ場へ入る。平日ゆえ人の姿は見えず。 天狗平から岩見山遊歩道へ進み、八曽キャンプ場へつづく防火道に上がる。ヘリポート周辺では今日も自衛隊のヘリが耳を劈かんばかりなホバリングの訓練をしている。展望台にはよらず舗装の切れた地より砂利道とわかれ山道に入る。穏やかな下り道で緑が目にまぶしいばかりです。 五条川にかかる黒平谷橋で最初の大休憩。いよいよここから黒平山へのもう一つの尾根をつたい県境の道へ上がります。地形図にも記載さていますがはじめての登高です。道標の類は何もありませんが登り口に朽ちかけた木階段がみえます。何やらむしゃむしゃとした草地をあがり不安にかられそうですが、踏み跡確かな道を見つければあとは道を外さずに樹林の急坂を登ってゆく。全く展望はありません。いつも登っていた八曽の遊歩道とは違いまさに登山道だと言わんばかりな道でした。 岡崎営林署の錆色の表示板を樹木の下に見た幅広な道に出合ったが地図には載っていません。左ヘ曲り以降平坦な道となり県境のよく踏まれた道、T字路に出る。南へは北小木へ通じるのでしょう。明るい樹林の回廊をしばらく北進すると面白いものを見つけました。昔の石の道しるべでこの道がかっては今井の村人が往来していたことをあらわしています。 錆びたゲートをすり抜け北に木々越しにゴルフ場を見て黒平山への一ノ門コースへ入る。山の神から上がってくる道と合わせ山頂へ至る。
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