'17 尾張二山紀行 - 犬山駅−入鹿池・神尾−妻大黒天−尾張白山−尾張信貴山−尾張本宮山−神尾−犬山駅 -

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本堂ガ峰 尾張白山

1神尾 -バス停より
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送電線・犬山虎渓線

2トーエネック鉄塔より

< 交通アクセス >
電車(往・複)名鉄岩倉駅 ←→ 犬山駅  運賃:400円
bus(往)犬山駅東口 AM10:28発 → 神尾 AM10:45着 
(複)神尾 PM16:33最終 → 犬山駅東口 AM16:51着
(冬季:12月〜2月) 運賃:420円

<コ−スタイム > 歩行時間:4時間10分

shoes神尾バス停→(20分)「妻大黒天」→(25分)神尾集落最奥地入山口→ (35分)尾張白山(223m)→(30分)明治村犬山線→(40分)私有地フェンス際→(30分)泉浄院・本殿→(25分)尾張本宮山(293m)→(25分)愛知用水下山→(20分)神尾バス停
 今年はじめの電車バス自然派登山です。尾張二山がけをもくろむ。
 犬山駅東口から岐阜コミュニティーバスに乗り入鹿池・神尾へ。神尾バス停から尾張白山を正面にし、まず入鹿池車道湖畔口山側に「妻大黒天」なる参道へむかう。(※以降、あとがき参照

 入口に綺麗な石柱をみる。十分も上がった先に鉄骨屋根のもと石造り七角形の大黒様が迎えてくれる。謂れはわかりません。踏み跡は奥へ続いていましたが、茫洋としてわからないので雑木林南へ強引に下りる。畑の畦道に降りて農道を進み、兒(ちご)の森へ通ずる舗装道(注意※今は山上にバリケードが設けら車行き止まり)に出てドッグガーデンスパニエルなる建屋をすぎた地より尾張白山の北尾根に取付くとする。
 何の印もありません。ほんのすこし雑木へ入り大岩を見上げる所で足が止まる。自信も度胸も失せ引っ返す。この尾根をあきらめ入鹿池線一般登山道へむかう。半鐘と御嶽神社の石碑のある村道を進み最奥の民家前より山へ入る。小さな湿地から急に尾根に上がるが、少し左へ進みゆるい尾根道もある。途中で合流しています。下山に使ったいたのでこんなにきつい上りだとは思わなかった。さきの北尾根とさほど離れていないと思うが。
 山頂白山神社に上り一呼吸。春霞みのゆえ霊峰もかすむ。先が長いのですぐ温水プールへの道を下り、いつものように鉄塔から巡視路(犬山虎渓線)を伝い明治村犬山線に降りた。ここから本宮山へは以前、変電所建物南の踏み跡道を強引に分け入ってフェンスをくぐり、泉浄院へ上がるかっての林道跡に出た。この林道は道路下まで続いていません。
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多宝塔と鐘つき堂

3尾張信貴山
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御嶽神社石碑は明治15年と刻まれていた、 後ろは白山

4夕暮れの神尾の半鐘

<あとがき>
ゆび尾張白山北尾根は、HP山たまごさんのGPS軌跡図を参照させて挑んのですが敢えなくあきらめました。低山ですが地図のみで雑木のなかを突き進むのはなかなか度胸が必要です。いつか余裕を持って再度挑みたいです。また潟gーエネックの歩行者通路はお初ですが、私有地内ですのでいささか後ろめたさを覚える登高です。見晴らしがいいですがね。

walk次は小牧アルプス再東端NTTドコモ電波塔より西進し尾張三山から楽田まで歩けれたらと夢想する。
 今回はもっとわかりやすい鉄塔用歩行者通路を歩かせてもらう。向かいの変電所路へ車道をわたり、山側防護壁切れ目から潟gーエネックの歩行者通路(犬山虎渓線)をみる。すぐ見晴らしの良い鉄塔Aに上がれ、さらに赤茶けたガラ道を登ると二つ目の鉄塔下に着く。入鹿池から白山、小牧、春日井、名古屋方面の展望がすこぶる良い。西へ緑のトンネルへ入りフェンスにぶつかる。「私有地につき関係者以外立ち入り禁止」の看板が嫌でも目につく。通ってきた歩行者通路は私有地内です。このフェンスは地形図にある破線にそってヒトツバタゴ自生地へと下るものとみえる。
 左へ草道を進むと泉浄院への昔の林道に出ます。入鹿池やヒトツバタゴ自生地への案内板を見つつ泉浄院駐車場への道より階段を上がると鮮やかな朱塗りの多宝塔と対峙します。真言宗醍醐派別格山泉浄院が正式名で尾張信貴山として、昭和7年に建立された割合あたらしい寺とのこと。本殿展望台から見晴らしもよろしいようで。本宮山山頂はもう一息です。
 鳥居をくぐり足がきつい階段を上がります。途中の露岩からの眼下の入鹿池、白山、遠く彼方の三国山や猿投山も指差できます。晴れていれば奥の院から霊峰も望めます。
 帰りは登山道らしい東尾根樹林を下り愛知用水へ降りる。バス時刻まで時間があるのでヒトツバタゴ自生地へ足をのばす。5月中旬が見頃。
 神尾へ戻り半鐘のある風景と本宮山、尾張富士の夕刻風景をカメラに撮りおさめた。お気に入りのシーンでもあります。日もだいぶ長くなった。冬季最終時のバスに乗るべくバス停へと急いだ。


- 尾張二山紀行-


- 2月28日/2017年

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