納古山南西尾根 - 巡視路を歩き自然林のなかの道をひろう -

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"車を通らせたくない" 緑の回廊

1小牧谷林道
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飛騨川の下麻生

2鉄塔34直下にて

< 交通アクセス >
電車<往復>名鉄岩倉←→ 新鵜沼 片道乗車券:400円
電車<往き>高山線鵜沼AM9:32→ 下麻生AM10:10着
乗車券:410円
<帰路>上麻生PM16:47→ 鵜沼PM17:38着
乗車券:500円

<コ−スタイム > 歩行時間:5時間40分
shoseJR下麻生駅→(40分)小牧谷林道口→(40分)巡視路入山→(35分)鉄塔34→(50分)鉄塔33→(40分)鞍部→(30分)納古口出合→(25分)山頂(633m)
下山→(80分)木和谷林道口→(40分)JR上麻生駅

< 注 意 >
獣除けの鈴等は必携です。特に鞍部から納古口登山道出合で獣の鳴き声を聞きました。
 飛騨山地の玄関、納古山から飛騨川へ流れる谷は、木和谷、大牧谷、小牧谷とある。小牧谷川から納古山へは途中まで鉄塔巡視路を歩き地形図に記載されている南西尾根を上がる。
 JR高山線下麻生駅から益田街道(国道41号)に出て小牧谷川沿いの林道にはいる。額に汗がにじみ出るころ頭上に送電線をみる。疲れた足で対岸に架けられた丸太を渡るのは危ないので川に降り対岸へよじ登る。いきなりの急勾配な樹脂階段に幾度も足を留める。頭が明るくなると鉄等34下に出る。次の鉄塔33へは送電線下を離れます。
 茂みを上ってゆくと大岩が行手を阻んでいますが、巡視路表示板がクランク気味に二ヶ所付けられ道は岩の間を横切っています。はじめてここに上がったときこの岩を登ってしまい冷や汗をかきました。以降斜面を横断しますが南が切れていて砂利道とも相まって慎重な歩きを要します。時折り古い赤テープがぶらさがっています。鉄塔33下で下麻生を眼下に見ますが、ほとんど草木のなかの歩記です。
 次いで南西尾根を登ります。(なお納古口から鉄塔32を経ても上がれます)以前より木々が茂ってきましたが尾根道はしっかりしている。地図で折れる所でちょっと迷いますが下らないように。尾根先で下るところに赤テープが下がっています。下った鞍部に何の印か石柱が頭を上げています。あとは頂きめざし草木をつかみつつ登るだけですが、足の疲れで牛歩の感です。


小牧谷から木和谷へ、山をひとまわり HD

tenbou山頂からのパノラマです。
kutu最初の登高、参考程度のイラストマップです。
 上りきったところが納古口へ下る登山道との出合です。標識が立っていますが、この南西尾根へは丸太が通せんぼして入らないようにされています。三度目でしたが、気が張る登高には違いない。この尾根をはじめて下るには相当の覚悟が必要かも。ツツジの花も盛りをすぎ、日本庭園を思わす岩を登り降りし、可愛らしい展望テラスをすぎ、初級コースからの道と合流しひと登りで山頂に到着。
 山頂からの展望は、すっかり夏山らしくなった三角錐の霊峰を中心に白山連峰から中央アルプス群まで今さら述べることなし。入山者のために山頂のベンチが増してくるようだ。
 帰りは木和谷へ下る初級コースをとります。塩の道との鞍部より木和谷上流をまわり水の流れをお供に気持ち和む道を林道まで。午後もだいぶまわったにもかかわらず数台の車が列をなしていた。
 七宗町上麻生駅まで歩き、これで納古山をひと回りした満足での呈で山旅を終えた。初夏を迎えた一日でした。


- 5月28日/2017年
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