'17 無反山 - 東白川・黒川と白川とを結ぶ峠から静謐な尾根を登る -

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「御嶽展望地」より 最奥が無反山頂

1無反山(888.5m)
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霊峰、眼下は黒川東白川トンネル北口

2「御嶽展望地」

< 交通アクセス >
car自宅から大野峠(無反峠)まで 70q、1時間50分

<コ−スタイム > 歩行時間:3時間10分
shose大野峠→(25分)第1ピーク(756m)→(60分)山頂
下山→(60分)大野峠→(25分)「御嶽展望地」(≒730m)→(20分)大野峠

<美しい村 東白川・御嶽展望地 >
yama峠から展望地へは舗装道を歩くが崖下に小頭ほどの岩が散らばっていた。お山様の頂きを見上げるころ大きく北に張り出した曲りが展望地で、銀嶺の霊峰を近々に見る。
 また下山のときに北の谷へ下る「至る下野林道」の案内をみるが、ふみ跡うすく、直下の林道から久須美の五介の滝へは3倍の時間がかかるらしいです。
 実に17年ぶりに訪れたのは白川と東白川の境に立つ無反山(むそれやま)。東白川の山では一、二を競うほどの展望の良い尾根との評判で、二月の雪のない時期に登った際、静かな雑木の中を黙々と登り、山頂近くの緩やかな尾根より加賀白山から御嶽へと見わたす絶景は特筆すべきものでした。それを再度確かめんがために好天の日を選んで車を走らせた。
 白川から黒川沿いを上り黒川東白川トンネル口を過ぎ、佐久良田神社から一車線の林道を大野峠へ北上します。途中、お山様への登り口、鳥居がやりすごし広い峠に出る。峠には登山口表示板に負けないほどの「御嶽展望地←約1.5q」看板が目につく。
 倒壊した鳥屋跡からはじめの第1ピークまでが最もきつい上りで、木や小岩をつかみ這って登るのも誇張ではない。ピークから振りかえると樹間から白い霊峰がのぞく。以降、スギ、ヒノキの雑木林を道はゆるく蛇行しながら上ってゆく。どうやらかってのピークを越えつつ上がる道を避けているもよう。頭をあげると生育した木々の背が高い。案内板がにぎやかで登り易くなったのは否めないが、その分ほとんど見晴らしがない。
 鞍部をだらだらと落葉を踏みながら進み、やがておしまいの坂を上がりきると三角点と祠がある樹木にかこわれた山頂に到着。枝の隙間から噴煙をあげる御嶽が輝いていた。

無反山登山と「御嶽展望地」

 帰りは同じ道をとる。直下の尾根の踏み跡をそのままたどると、巻道と合わす岩の上から申し訳程度の展望を得る。峠からの展望地へ早くいかんがために後はピークをへずに同じ道を下る。
峠から「御嶽展望地」へ歩き、無反山では望めなかった眺望を拝めたことでそれなりに満足のゆく山旅でした。
ゆび2000年2月初めの山行き(80万画素デジカメ)

- 3月17日/2017年
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