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位山三山のひとつ、船山を訪れます。以前飛騨萩原山之口の位山官道口より峠へあがり、天然林遊歩道をめぐり次いで船山へ登った。今回は久々野からスキー場を経由し山頂への車道を歩きます。 高山線で最も海抜が高い(676m)JR久々野駅からタクシーでスキー場まであがるつもりでしたが、タクシーの電話番号を忘れ、付近で聞けば良いのにどんどんへ歩いてしまった。(これが予定を狂わせてしまった。) 東海地方では古株のスキー場のひとつのアルピコスキー場の車道登山口に登山届箱が設けられ、中に三山周辺の山歩きマップ小誌が積まれていた。休む間も惜しく斜度のある車道をエッチらと歩む。別荘地あたりで汗をびっしょりかき午前の予定時間を大きく過ごしていた。旧キャンプ場で山頂への登山道とおぼしき林道を進むが何の案内も見つけられずズンズンと奥へ。やり過ごしたと気づき戻るが登山口を見つけれず焦る。仕方ないとばかり山頂へ再び車道をゆく。 どんどん急坂となり傍らで足を止めること繁く。やっと山頂駐車場に着くが体はそうとうへたばっていた。予定時間も一時間以上オーバー。 電波塔やらが賑やかな山頂風景を後にし山頂三角点(1,479m)、船山神社、展望尾根を進み、旧スキー場リフト最高地であった展望台に着いたのはお昼もだいぶ過ぎたころだった。さすがに北アルプスから御嶽への展望は遮るものが無く呆れるほどの光景だ。東屋で大休止と言いたいところでしたが、ここから位山峠へ下りさらに萩原町山之口のバス停へと考えると、そうもゆっくりしていられない。 後ろ髪を引かれる思いで山頂へ戻り、遅い昼食をとり山上の園遊公園、船山花木園を何の感慨も抱かず突っ切り、ブナなどの天然林のなかをゆく「光と風の道」と称す位山峠へ一目散に下る。
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