'16 御殿山 -冬の好日、美濃加茂市「奥山自然遊歩道」を歩く-

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-治田洞「奥山自然遊歩道」入口-
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car自宅から40km。1時間10分

<コ−スタイム >
walk駐車場→ (50分)「猿の岩」→ (30分)奥宮
下山・稜線経由→ (80分)駐車場
 美濃加茂・治田洞から「奥山自然遊歩道」を訪れるのは、十数年ぶりになる。遅出のため今回は御殿山への往復とする。
 治田洞・最奥の「奥山・・」駐車場に車を停め、案内板に導かれ昼でも薄暗い小さな谷川沿いの径を伝ってゆく。冬の静けさに瀬音がひびいて里に近いのを忘れさせる趣がある。巨岩のもとの「穴八幡」(※婦人の病を治すとの信仰)、ザーザーと流れる少滝がつづき、濡れた木橋を幾度か渡り終え、間伐された林の中を登り抜けると明るい鞍部に出る。下の上水無林道から上がる道標と御殿山へ登る道標が対して立つ。
 少し上がると「猿の岩」の案内があるが今は何を表すのか不明。御殿山へは左の落葉積もる平坦な道をゆく。林道白山里宮から上がる参道と合わせ「涼み壇」と呼ぶ見晴らしに出る。加賀白山から飛んでこられたお姫様が涼をかねて村人を見守った処とか。山腹をひと登りすれば稜線に上り、左へ百mほどで白山神社奥宮到着。
 展望岩にのれば北と南が見晴らせれ、休憩舎の記帳を見るまでもなく通年訪れる参拝者、登山者の誰もが満足する里山です。近年、北西の武儀権現山へ稜線伝いに往復する猛者もいるとか。今年の霊峰を拝める日もおしまいとばかり大岩でゆっくり時をすごす。

「奥山自然遊歩道」
 帰りは稜線をそのまま東進しひとつ峰を登り返し、鞍部より南へ下る往時の道をたどれば猿の岩に出る。(※鞍部で石仏を見なかったが・・)
 日が陰った谷沿いの遊歩道を立ち止まりもせず下り、駐車場へともどるや冬午後の冷気に体をふるわせた。

yubi2002年1月 奥山自然遊歩道から時計回り、平木山はこちらです

68kB - 12月18日/2016年
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