'16 芥見権現山から向山 -師走のみぎり、好天に誘われ展望の市境稜線を走る-

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     -芥見権現山より- -クリックで拡大-
< 交通アクセス >
電車(往)名鉄岩倉駅 →新岐阜駅 運賃:660円
(返)名鉄苧ケ瀬駅 →岩倉駅 運賃:460円
bus(往)新岐阜駅→光輪公園口  運賃:560円

<コ−スタイム > 歩行時間:4時間30分
shoesバス停光輪公園→(15分)願成寺→(10分)大洞登山口→(40分)芥見権現山(316.5m)
→(30分)墓地公園分岐→(40分)桐谷坂→(45分)向山→(15分)向山美晴台→(30分)福祉の里→(4.3キロ・60分)苧ケ瀬駅
leaf大洞地区は11月末まで留山だと聞く。
 名鉄岐阜駅バス停でひとつバスを乗り過ごし、芥見権現山大洞登山口のある願成寺に着いたのはもう日も中天にさしかかったころ。これから桐谷坂を経由し向山から岩坂峠へ下るとすれば、帰りの電車駅まで今の時季だと日没を覚悟しなければならない。
 寺入口の中将姫請願サクラを仰ぎ見て正門より川沿いの道を山へと歩く。先回入山した谷登りの山道をやりすごしさらに奥の狭まった終り口から右の尾根の鞍部めがけて入ります。入りしなに小ぶりな「荒神様」の石柱が落葉から頭を出していました。鞍部から権現山西稜線ピークの長山城址へほぼ直線気味に低木のなかを登ります。稜線に上がる少し手前の岩の見晴らしで休んでいると、十人ほどのグループが下ってきた。願成寺上の大洞光輪墓地公園から時計回りの登山者とみえる。ちょうど正午に稜線に上がり、ついで東へおだやかに進めば山頂に到着。
快晴がひろがる北方を見やれば真白に冠雪した御嶽を中に乗鞍や中央アルプスの峰々が並んでいる。養老山地から伊吹、奥美濃の山々も日に光り、これでは腰をあげるのが億劫になる。
 公園墓地への下りには丁寧な案内板が木に掛けられていた。桐谷坂へは稜線をはなれ明るい林の中を下っていきます。各務原アルプスコースを縦走する単独登山者とすれ違う。東海自然歩道に降りて車が行き交う桐谷坂を渡り、アルミ階段を上り再度山中へはいる。稜線に上がった所でまた登山者に出合う。岩坂峠へ戻る一行でしょう。整備されたコースを向山へ走る。日もだいぶ傾きつつあるので足を急がす。振り返り北山と権現山の間に金華山、さらに黄金に染まる伊吹山を遠望する。

- 芥見権現山から各務原アルプス・向山へ - 
yubi2012年1月 大洞、如意山願成寺から谷登り芥見権現山
tenbou2012年1月 芥見権現山頂からのパノラマ
 向山美晴台まで来ればひと安堵。今回は眼下の福祉の里へ直に下る。さらに苧ヶ瀬池へ、かつ名鉄苧ケ瀬駅まで歩かなければならない。
 急坂を下り送電線を見るころおしまいまで付き合ってくれた霊峰とも別れ、鉄塔下をくぐり雑木林のなか落葉に埋もれた小径を急ぐ。福祉の里まえの道路脇に「美晴台登山口」の道標が立てられていた。
 師走のみぎり、苧ヶ瀬池に日没西日に赤く彩られた愛宕山が写っていた。

- 12月25日/2016年 
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