'12 天川山 -史跡・大山廃寺跡から「小牧アルプス」を往復-

児神社前バス停
 児の森をながめて(最高所 279m) 児神社前バス停より

< 交通アクセス > -往きも帰りも同じ-
バス名鉄岩倉駅 ←→ 名鉄小牧駅 20分 運賃:340円
電車名鉄小牧駅 ←→ 名鉄味岡駅 15分 運賃:170円
バス(往)名鉄味岡駅 AM10:40→ 児神社前 AM11:03
(返)温水プール前 PM15:55→ 味岡駅 PM16:19
運賃:200円 ※チケットは捨てずに、一日有効です。

 名鉄線味岡駅で小牧巡回バスに乗り、小牧野口の児(ちご)神社前で下車。江岩禅寺から児神社、大山廃寺跡から山道にはいり小牧最高峰の天川山へ登ります。そして前々から望んでいた東峰の電波塔まで路をたどろうとおもう。
 この小牧巡回バスの乗車客はほとんどが運賃が無料となる六十五歳以上で占められている。こちらがお金を料金箱に入れようとするとバス運転者がさっとその箱へ手をかざして言ったせりふにいささかむっとした。(笑)当方の白髪混じり頭にその責があるのか。
 江岩禅寺をめざし歩きます。南からの陽を浴びた山寺から大山廃寺跡(後述)へは木階段を上がります。社殿右端から小路にはいり沢の左岸からコンクリート堰の右へ上がり林道に出た。この林道は中央道小牧東インター口にゆく舗装道に続くらしい。真向かいに踏み分け道が見える。
 辿ってゆくと鞍部に出て道が左右に分かれています。ここまでは地形図には記されていません。木の「小牧アルプス・(右)天川山・(左)東天川山」のプレートが括りつけられていました。東へ歩をとる。雑木のなかコンパスを持っていないと不安かなと感じたが道はわりあい確かでテープ等もついているおかげでどんどんと足が進む。東天川山なるところには小さなケルンが積まれていたが、まったく見晴らしはありません。さらに東へ下るとふたたび林道に降りた。この林道はどうやらまだ新しいです。側に木のベンチがありました。
 山への取付きはわかりやすくむしろここからNTTドコモ電波塔への道のほうがはっきりしていました。コンクリート障壁をロープを頼りにあがり施錠された入口から次いで東へ分け入ると雑木のなかに三等三角点(273.3)が設置。

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camera天川山からのビッグな展望です。

< コ−スタイム > 歩行時間:3時間
shoes児神社前バス停→(15分)江岩禅寺→(15分)大山廃寺跡→(15分)林道出合→(5分)稜線鞍部→(20分)林道→(15分)NTTドコモ電波塔→(30分)再度林道経由稜線鞍部→(5分)天川山→(10分)本堂ヶ峰→(20分)尾張白山→(30分)温水プール

yubi小牧アルプス」全景はこちらを
 取って返し先の林道まで戻り返りはこの林道を歩きます。荒々しく削られた山肌をまわり林道分岐より午前の林道を歩んでゆき、大山廃寺跡からの道を左に見て再度山へあがり、鞍部から今度は左へ県有林柵伝いに天川山(279)へひとのぼり。落ち着くところでもないので冊伝いに児の森・本堂ヶ峰(276)へ。その前に例の天川山展望テラスへよります。入鹿池・尾張富士から八曾の山、そして白銀の御嶽が拝まれいつ来ても気持ち良い。以前になかった切り倒された太木は絶壁の危険を知らせるものだろう。
 本堂ヶ峰の東屋で昼食をとり腹ごちた後下山します。お隣の尾張白山神社で足をのばしていると眠気に誘われます。
 帰りは鉄塔方向へ下り展望台を経由しトンボ池から温水プールまで駆け足で下る。バスの到着時刻までのあいだこのプール建物内で時をすごす。休日とあって家族連れが引きも切らず入園し室内プール内はイモを洗うがごとくにぎわっていた。寒くない季節ならバスをひとつやりすごし、ここで一浴びもいいかも。

<国指定・史跡 大山廃寺跡>
白鳳時代から中世にかけて存続した山岳寺院跡で、塔跡の基石が残るほか、山中の各所に建物跡と見られる平坦地が残っている。

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- 2,11/2012年
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