夏の下呂御前山 -天下の名泉・下呂温泉、駅から歩く御嶽展望の里山-

下呂温泉街
JR下呂駅前から眺める下呂御前山1411m
中央の網笠の山、空谷山(からたにやま)とも呼ばれる
-画像にマウスを置いてください-

< 交通アクセス >
電車<往>JR高山線鵜沼駅発7:19 → 下呂駅着8:34
<返>下呂発17:35 →美濃太田駅乗換 →鵜沼着18:41 片道乗車券:1280円

< コ−スタイム > 歩行時間:5時間50分
shoesJR下呂駅→(1時間20分)大洞登山口→(40分)五合目→(60分)八合目→(40分)山頂
下山→(1時間30分)大洞登山口→(45分)JR下呂駅

takusi駅から登山口までタクシーで12分、往きだけでも利用したい。
 九年ぶりに訪れる下呂御前山。今回は下呂駅から歩くことにする。
 飛騨川にかかる下呂大橋をわたり温泉街へ。阿多野川の両脇は散策もできる人口堤、国道41号線をくぐり下呂御前山登山道の標識をみる。大洞まで上がり調子の車道をゆく。登山口まで駅から四キロ余り、三百メートルの標高差は夏でなくてもいささかしんどい。

「癒しの道」案内板がたつ登山口近くの水場で腰をおろしたらもうたちたくない思いをふりきりよく手入れされた杉林へはいる。最初の林道は完全舗装されたものですが地図には途中までしか記載されていません。標識にしたがい林道を左へ下り再び登山道へ入ります。
 山腹を弓なりに大きく曲り尾根に取り付いたところが五合目です。初めてこの山に入った時は登山口からダイレクトに五合目まで上ったと記憶しているが、この山が「南飛騨森林回廊」に選ばれてから今の広い道に変わった。念のため、熊除けのベルを垂らす。五合目から道は本格的な登山道になる。次の六合目で標高が一千メートルを越える。定期的に道の整備がなされ、木のステップや丸太のベンチも設けられ一般者でも安心して登ることができます。地図にある林道をわたり三たび尾根に取りつく。
 標識「お助け水」のベンチで三名の登山者と出あった。登山口下の駐車場には車が二台駐車してあったが、白川町佐見からの中年登山組でした。
 七合目と八合目の間に下呂の町が俯瞰できる展望ヵ所がある。ちょっとした広場の八合目にはお地蔵さんがはいったちいさな祠がありベンチも点在し山頂到達まえの休憩地としては最適だ。ここに「観音峠四十分」(※)の標識が立った。地形図に書かれた道だが、この峠は九月の鷹の渡りを見ることで知られている。いくどか木につかまりながら小休止を繰り返したので予定より三十分ほど遅れやっとこさ山頂に着いた。
山へ
3舗装林道を越え
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-「南飛騨森林回廊・癒しの道」- 

2大洞登山口
市街地
1下呂市街地から
五合目
4休憩によい五合目
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-下呂の街がみえます- 

5七合目さきの展望台
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-観音峠へは右へ- 

6八合目
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-御前山をふり返る- 

9下山途中から
高岩大権現
8高岩大権現の祠

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-夏の雲のした、御嶽が・・・- 

7山頂(1141m)
下線はクリックでズーム
 時期が悪かったのか、この山から御嶽をすっきり見たことは一度も無い。今日も夏本番を思わす入道雲がわき上がったわりには薄い雲で覆われ残念。駅前で買った朴葉すしをほほばりながら雲の上るのを期待していたが、望み薄なので下山にとりかかった。
 返りは思いのほか早く降りれた。温泉街へ帰る。
 下山後、駅近くの温泉銭湯を見つけ汗を流す。浴衣着の温泉客があちらこちらから宵の街にくりだしてきた。帰りの電車もローカルでした。

タカの渡り観測で知られる観音峠へは下呂から湯ヶ峰登山道へ向かう広域林道を走り、途中、林道下呂・小坂線へ左折します。峠まで完全舗装道です。毎年九月中旬、地元では観測会が行われているそうです。
- 7,13/2008年

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